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介護関係

【未経験者】介護支援専門員(ケアマネジャー)の仕事に興味がある人へ

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こんにちは。いたちです。

介護支援専門員(ケアマネジャー・ケアマネ)(以下ケアマネ)とは、要介護(支援)者が適切な介護サービスを受けられるようサポートする介護の専門職のことです。

僕も持っている資格です。

介護職員がキャリアアップの為や、将来の身体的な負担を考えた時に取得しようと思う資格です。

もちろん、ケアマネの仕事を理解し、魅力とやりがいを感じ、情熱を持って取得するぞ!という方もいます。

介護保険制度の要として重要な役割を担っており、やりがいのある仕事です。

今回はケアマネの仕事内容や働く場所、資格取得の方法について簡単に記事を書いていこうと思います。

が、結論から言うと、僕のように考えすぎてしまいすぐに行動できない人めんどくさがり屋な人には向いていない仕事かもしれません。

なぜかというと、利用者や家族のニーズに応えるためにスピードが求められますし、書類業務が多い仕事だからです。

いや、自分はあてはまらない!お前とは違うわ!という人だけ読み進めてください。

ケアマネの仕事内容は?

介護保険制度に基づいてケアマネジメントを行う仕事です。

ケアマネジメントって何?

ケアマネジメントとは、障害をもつ方々が自立した生活を送るために、様々な課題を解決していくプロセスのことを言います。

このプロセスを行うために必要な、ケアプラン(介護サービス計画書)の作成が主となる仕事です。

介護保険のサービスを利用するために、このケアプランが必要となります。

ケアプランはケアマネしか作成することができない重要な業務です。

課題分析(アセスメント)を行い、目標を設定したうえでケアプランを作成します。

ケアプランとは、わかりやすく言えば介護サービスのスケジュール表のようなものです。

ケアプランに沿った介護サービス開始後は、定期的に要介護者の自宅を訪問し、健康状態やサービスなどのモニタリングも行います。

また、目標達成できているか、不満はないか、などの評価も行います。

この一連の流れがケアマネジメントとなります。

また、介護保険に関係する書類を提出代行したり、利用者だけでなくその家族の相談に乗り、そのニーズに応えていくことも大切な業務となっています。

僕はケアマネの仕事を行っている時に、ケアマネに関する研修にもよく行っていたのですが、その時の講師の方から

「ケアプランを作成するということは、その利用者の今後の人生をマネジメントすることで、非常に重要で責任があります。」と言われたことがあります。

正直、ドキッとしました。

いろいろ考えさせられました。

その言葉を聞いて、僕がこの仕事を続けていたらいつか誰かに迷惑かけてしまうのでは...人生って重いな...とも思ってしまいました。

僕はネガティブ志向なので、ポジティブ思考の人は、すごくやりがいのある仕事で、もっと利用者のために頑張ろう!と思ったでしょう。

どうであれ、介護保険制度の要となる仕事を担っているのがケアマネです。

ケアマネの働く場所は?

ケアマネの働く場所は、居宅介護支援事業所や介護保険施設が主となる場所です。

居宅介護支援事業所

居宅介護支援事業所のケアマネは、家で生活されている利用者のケアマネジメントを行います。

単独で行っている事業所もあれば、介護施設や事業所、病院に併設している事業所もあります。

居宅ケアマネと呼ばれています。

介護保険施設

介護保険施設に配置されるケアマネは、その施設に入居している入居者のケアマネジメントを行います。

入居者やその家族の相談に乗ったり、多職種との調整役としての役割もあります。

施設ケアマネと呼ばれています。

どちらもケアマネジメントの手法は同じですが、対象者の生活する環境が違うため、それぞれの視点や考え方が求められます

施設ケアマネは働く施設の方針やサービスに沿って作成することが多いですが、居宅ケアマネは利用者一人ひとりに合った幅広い選択肢からケアプランを提案するため、その分深い介護保険の知識が必要です。

僕はどちらも経験がありますが、居宅ケアマネの方が利用者や家族にニーズに早く応えなければならないことが多くて、よりスピードを求められました。

考えすぎてしまってすぐに行動できず利用者や家族に迷惑をかけたことがあります。

フットワークが軽い人の方が総合的に活躍されているような気がします。

フットワークが軽くても、利用者や家族のニーズも確認せず、自分勝手に行動するケアマネはダメですけどね。

ケアマネの資格取得方法は?

ケアマネになるためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。
この試験は国家試験ではなく、各都道府県により管理されています。

そのため、介護支援専門員資格は国家資格という扱いではなく公的資格に属しています。

介護支援専門員実務研修受講試験を受験するためには一定の実務経験が求められます。

2017年までは、介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)の資格所有者や無資格者でも介護業務の経験年数によっては受験資格を得られました。

しかし、2018年からは介護福祉士以外の介護職要件が除外されました。

つまり介護の現場の仕事を行っている方がケアマネの資格を取得しようとする時は、介護福祉士の資格を取得した上で、かつ、経験年数が求められるようになったのです。

また、介護福祉士の他に、社会福祉士や医師、看護師、理学療法士等の資格を有し、一定期間の実務経験があれば受験資格の対象となります。

試験に合格後は、15日間(87時間)の講義・演習と、3日間の実務研修を受ける必要があります。

全日程受講後、登録申請をし、介護支援専門員証が交付された段階で、初めてケアマネの資格を得ることができます。

介護支援専門員証には、5年間の有効期間が設けられています。

有効期間の満了日までに特定の研修を修了し更新しなければ、ケアマネとして業務に従事することができないので注意が必要です。

僕は1回目の更新の時までに特定の研修を受けていなかったので、一度失効してしまいました。

ですが、失効した人のための再研修もありますので、安心ではありますが、更新時期にすでにケアマネの仕事を行っている方は、再研修を終了するまで仕事を行うことができないので、必ず特定の研修を受けておきましょう。

まとめ

ケアマネの仕事は現在の介護保険制度の中ではなくてはならないものです。

介護保険サービスを利用される方やその家族へのサポート役として活躍できる仕事です。

ケアマネの資格を取得して、仕事を行うまでは、長い道のりかもしれませんが、幅広い知識を持って利用者や家族のサポートがしたい!と思う方は、ぜひケアマネを目指してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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