【介護報酬改定2021】栄養マネジメント強化加算全員算定できる？【介護老人福祉施設】

こんにちは。いたちです。

介護老人福祉施設や介護老人保健施設で算定できる、栄養マネジメント加算が今回の改定後より廃止になります。

基本報酬に加算されることにより、入居者の栄養面のマネジメントが当たり前になります。

今回の改正では、栄養士又は管理栄養士の配置基準を満たさない、また、栄養面のマネジメントを行わないと減算の対象になるとも言われています。

また、栄養について新たに新設された加算もあります。

今回は、栄養についての改定内容を書いていきたいと思います。

【介護報酬改定2021】栄養マネジメント強化加算全員算定できる？【介護老人福祉施設】

施設系サービスにおける栄養ケア・マネジメントの充実

〇　介護保険施設における栄養ケア・マネジメントの取組を一層強化する観点から、栄養マネジメント加算等の見直しを行う。

栄養マネジメント加算の廃止

栄養ケア・マネジメントの未実施

栄養マネジメント強化加算の新設

低栄養リスク改善加算の廃止

まとめ

今回の改定では、廃止になるものもあれば新設されるものもあります。

栄養マネジメント加算が基本報酬に加算されたことは、入居者の栄養ケア・マネジメントが日々計画的に行われていないといけないということです。

新設された栄養マネジメント強化加算について、僕の施設では算定します。

この加算は、栄養マネジメント加算と同じように、入居者全員に算定できます。

管理栄養士の配置基準を満たしている事業所は、是非算定してください。

※管理栄養士の配置基準の解釈について（補足）

【入居者６０名の場合】

管理栄養士のみ配置を行う場合・・・６０÷５０＝１．２

常勤換算で、１．２の配置が必要です。

栄養士を常勤で１名配置した場合・・・６０÷７０＝０．８

この０．８という数字は、管理栄養士の配置数となります。

栄養士を配置した場合の解釈が理解できなかったので、僕の施設がある県の職員に確認したところ、栄養士が常勤で１名配属されていて給食管理を行っている場合は、管理栄養士の配置は上記の計算方法で出た値の配置で加算の要件を満たすことができるということでした。

現状の栄養士と管理栄養士の配置状況によってどちらが効率が良いか考える必要があります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

あなたのみちしるになりますように。